【会計読み物】おススメ3選【ビジネスに携わるなら必須】

こんにちは、めだかです!

今日は、ビジネスに携わる人なら誰でもおさえておきたい会計について、知識ゼロからよめる読み物のおススメ3選を紹介したいと思います!

私自身、会計は専門ではないので、会計読み物についての網羅性が甘いんですが、それでも色々と読んでみた中で、取っつきやすくて途中で挫折しにくい、次の学習へとステップを踏むモチベーションを上げてくれそうなものを紹介させていただきます。

本記事は、

  • 会計に興味があるけど、いきなり専門書からはハードルが高いと感じている方
  • 空き時間にサクッと読めるビジネス本を探している方

に向けて、

  • ビジネスに関する次の学習へのモチベーションを高めてくれる

良書を3冊、紹介したいと思います!これらの本だけでは十分でなく、その後の専門書に向けたステップとして考えて頂けると幸いです。それではよろしくお願いします!

1.会計天国

これですね!ザ・ビジネス読み物といった本で、ちょっとした移動時間の時に読破することができます。

ざっくりこんな内容になっています。

「会計天国」はこんな内容です
  • 主な登場人物:北条(主人公、事故で死亡したが生き返りチャレンジを決意)、K(北条を担当する天使)
  • キーワード:貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、流動負債、自己資本比率、運転資金、固定費、変動費、など
  • あらすじ:不慮の交通事故で死亡してしまった北条。そこに迎えに現れた天使のK。北条はこのままいけばめでたく天国行きとなる。ただし、これからビジネス上の問題で不幸が訪れることが確定している5人の生きている人たちを救うことができれば、生き返るチャンスがある。しかし、この生き返りチャレンジに失敗するとせっかくの天国行きのチケットを失い、地獄行きとなってしまう。北条は、経営コンサルタントの手腕を活かして5人の人々を救うことができるか??

本書は、資金繰りに悩むオーナーや損益改善に苦しむ経営者の改善点を、貸借対照表や損益計算書といった会計スキルを通して明らかにしていくというものです。正直言って、会計に関する網羅的な知識が得られるとは思っていませんが、普通のテキストからは学びづらい、「ありそうな実例」を通して次のステップへのモチベーションを高めてくれる内容になっています。

また、主人公の北条が経営コンサルタントということもあり、ビジネスの基本的な考え方もシェアされており、コンパクトでありながら、ギッシリと詰まった内容になっていると思います。

会計初心者のみならず、ビジネス初心者にも超おススメの一冊と言えます!

2.ドラッカーと会計の話をしよう

こちらも、ザ・ビジネス読み物といった本で、ボリューム感も「会計天国」と似ています。

ざっくりこんな内容になっています。

「ドラッカーと会計の話をしよう」はこんな内容です
  • 主な登場人物:西園寺(ドラッカーの代弁者)、ケイ子(客室乗務員)、大介(病院経営に悩む副院長)
  • キーワード:利益/キャッシュフロー、商品ライフサイクル、コストの90%はムダ、ABC原価計算
  • あらすじ:大介は、志の高い医師で、金もうけに走る院長と、病院としてのミッションとの狭間で悩んでいた。ロンドン行のファーストクラスにて、敏腕経営者である西園寺の隣に座ることになり、病院はミッション第一で良いのか、金もうけは本当に悪いことなのかという対話をすることに。本当はロンドンに行って日本には戻らない決心をしていた大介だったが、その対話を通して徐々に心情に変化が訪れ、病院再建へと心が動いていく

これもやはり、「ありそうな実例」を通して、会計スキルとドラッカーの経営哲学をミックスした形で、大介の勤める病院の問題点を浮き彫りにし、あるべき姿とのギャップを把握し、課題を明らかにしていく、といった道筋をたどります。

以前の記事でも紹介したのですが、基本的にはドラッカー本ですので、経営視点のタメになるお話が多いです。

【書評】ドラッカーと会計の話をしよう【明解!】 | めだかスクール (medaka-school11.com)

特に、「企業の目的は存続することであり、そのためには顧客の創造が不可欠。顧客の創造にはイノベーションとマーケティングが重要な役割を果たす」といった内容が述べられているのですが、これを機会に「他の本ももっと読んでみたい!」と思わせてくれる良書だと思います!

3.世界一楽しい決算書の読み方

こちらも読み物ですが、上記2冊とは異なり、会計に特化した内容となっています。とはいえ、会計に出てくる数値はビジネスモデルが反映されますので、ビジネスと無関係というわけではないのですが。

ざっくりこんな内容になっています。

「世界一楽しい決算書の読み方」はこんな内容です
  • 主な登場人物:大手町さん(会計クイズの出題者であり解説者)、学生くん、営業さん、投資家さん、銀行員さん(4人とも会計クイズの回答者)
  • キーワード:B/S、P/L、C/S、ビジネスモデル

本書は、決算書(B/S、P/L、C/S)の読み方を明解に解説するだけでなく、「会計クイズ」が盛り込まれているところが特筆すべきところです。例えば、衣料品の有名企業であるユニクロ(ファーストリテイリング)、ZARA(インディテックス)、しまむら、3社のP/Lを社名を伏せた状態で示し、「さあ、これらのうちユニクロのP/Lはどれでしょう?」みたいな具合です。

自分なりに答えを考えた後に読み進めると、学生くん、営業さん、投資家さん、銀行員さんがディスカッションしながら答えに辿り着こうとします。それで最後に、大手町さんが、解答をその理由(ビジネスモデルの違い)を交えて丁寧に解説してくれます。

実務に直ぐに使えるようになるというよりは、やはり専門書に進むためのモチベーションアップにつながる本かなと思います。あと、伝統的なテキストと違って、イラストや図がふんだんに使われていて、なるべく最後まで読破させようという工夫が凝らされているようにも感じます。最後まで、楽しく読むことができると思います!

4.まとめ

会計やビジネスの専門書に進むためのモチベーションを上げてくれる良書として、

  1. 会計天国
  2. ドラッカーと会計の話をしよう
  3. 世界一楽しい決算書の読み方

を紹介させていただきました!どれもコンパクトですが、最後まで飽きずに楽しく読破できる良い内容が詰まっています!

それでは最後まで読んで頂きありがとうございました!

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