【通信/ネットワーク系エンジニア】最初に読むべきおススメ書籍3選

こんにちは、めだかです!

今日は「通信/ネットワーク系エンジニアおススメ書籍3選」というタイトルで記したいと思います。

そろそろ4月になりますね。これから進級する大学生や、新入社員、あるいは転属する会社員の方など、

  • これから通信分野に進むに当たり、おススメの教科書/読み物を知りたい!

という方々向けに、私なりのおススメ書籍を記載していきたいと思います。

私なりに、色々なテキストに目を通してきたのですが、「ここから手を付けて、次にこれを読めばよかったな~」とか思うことがありますので、本記事を参考にして頂いて時間を有効活用して頂ければ幸いです!

それではいきましょう!

1.基礎からわかるTCP/IP ネットワークコンピューティング入門

まずはこれですね。ちょっと想像と違いましたか?

本書は、現代のインターネットを支える技術であるTCP/IP の理解には、コンピュータの基礎知識が不可欠であるとの考えのもと、比喩を交えた非常に丁寧な説明が随所に為されています。

コンピュータの構成要素であるハードウェアとソフトウェアについて、その初歩の初歩を解説するとともに、最近の潮流である仮想化の話題にも少し触れています。

そのあと、ネットワークの基礎知識としてOSI参照モデルとともにデータリンク層の話題に触れ、IP、TCP/UDP、アプリケーションプログラムの話題へと進みます。

構成としてはコンピュータの話題を最初に持ってきているところが特筆すべきところで、一冊でコンピュータとネットワークの両方を学べるお得感があります♪

本書の特徴は、なんといってもその分かりやすさで、イラストと比喩をふんだんに使って理解を促してくれます。例えば、「ヘッダは荷札」という比喩があります。確かに両者には、「誰から」「誰に向けて」「何が入っているか」が記されていて、上手い例えを使うもんだな~と感心しました。本書がオリジナルかどうかは調べていませんけど^^

こういった具合に、本書は通信初心者に広くおススメできる入門書になっていますので、気になった方は是非一度手に取ってみてください!

2.ネットワークはなぜつながるのか

次は有名な「なぜ~なのか」シリーズですね!

本書の特徴はインターネットの動作に着目して、WebブラウザにURLを入力してからそのホームページが表示されるまでの過程を、「探検ツアー」といった具合に紐解いていく構成になっています。具体的には、

  1. Webブラウザ内部ではどんな処理が行われているのか
  2. TCP/IP のデータがどんな電気信号になっているのか
  3. 電気信号はLAN機器間でどのような処理がなされるのか
  4. インターネットの中に入った電気信号はどのようにWebサーバに辿り着くのか

といった感じです。

こちらの本もイラスト満載で分かりやすい記述が売りですが、「基礎からわかる」と信号の多重化やケーブル構造など、物理層の話題が充実しているのが嬉しいところです。

なお、このシリーズには「プログラムはなぜ動くのか」「コンピュータはなぜ動くのか」など、おススメ本が満載です!

3.マスタリングTCP/IP 入門編

通信系初心者が最初に習得すべき事項が広く扱われているように思います。

最初にこれを読んでも良いのですが、私としては、上記2冊を読んで頭を柔らかくしてから本書を手に取ることをおススメします。

本書はB5サイズで約400ページあるボリュームのある本ですが、例に漏れず読みやすい記述が為されています。ただし、あまりサクサク読んでしまうと、本来の「理解する」という目的を見失うかもしれませんので、意識的にゆっくり読まれると良いかと思います。

4.まとめ

通信/ネットワーク初心者向けに、私なりのおススメ書籍を3つ、紹介させて頂きました。

おススメの読む順番としては、

  1. 基礎からわかるTCP/IP ネットワークコンピューティング入門
  2. ネットワークはなぜつながるのか
  3. マスタリングTCP/IP 入門編

ですが、「マスタリング~」から読んでみて十分理解できそうに感じられた方は、いきなり③からスタートしても良いと思います。

こういった基礎的な知識を習得したのち、専門的な分野で花開く立派なエンジニアになってもらえればと思います!

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!

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